2012.04.25
「年齢詐称してまで加入したかったバンドだった」
知り合って間もない頃、本人からそう教えてもらった気がする。
当時、まだ高校生だったケンジとサクちゃんと、どう話題を合せたのか心配だったけど、知れば知るほど他の誰よりもヤンチャで子供っぽくて、頑固でワガママで、でもすごく他人を愛して、愛されたキャラクターは、敢えて話題を探したり、合せる必要なんかなかったんだと思う。
鳴かず飛ばずでバンド存亡の危機に直面した状態で「これでダメなら解散ね」とメーカーから最後通告されてリリースしたシングル「陽はまたのぼりくり返す」を含むアルバム「BUZZ SONGS」のジャケットデザインを依頼されて初めて会ったのが馬場さんとの出会い。後に日本を代表するモンスターバンドになるとは誰も思ってなかった1997年のこと。
ケンジは会う人全てを疑い、目で殺すような殺伐とした空気と感性を持った、年端もいかない少年で、サクちゃんは、その不良の同級生、って感じだった。
馬場さんは自分に近い年齢のボクを快く受け入れてくれて、当時からくだらないオヤジギャグを言っていた印象がある。その柔和な日常の会話や表情とは裏腹に、いざ撮影となると独特の存在感と立ち居振る舞いで、瞬く間にフォトジェニックになっていった。
とにかく、立ち姿がこんなに絵になる3ピースバンドは、ボクの中では中学生の頃のヒーローバンド「ストレイキャッツ」以来だった記憶がある。
そして「BUZZ SONGS」がリリースされ、一部の洋楽ファンのみならず、邦楽ファンにも注目され、社会現象にまでなった「VIVA LA REVOLUTION」で一気にお茶の間にまで浸透した。
そこからの先の色んなストーリーはボクが書かなくても知られてると思うから省きます。
馬場さんは、とにかく人を楽しませることが大好き。撮影現場でも、楽屋でも、打ち上げでも、もちろんそれはステージ上でも。
自分の視野に入る人全てに楽しんでもらいたい、と思ってるんじゃないか?とボクは常々思ってました。
それは、時にくだらないオヤジギャグ。時に深い人生論。音楽論。女の子の楽しませ方。
実際に馬場さんの存在がどれほど他人を楽しませたことか。ボクの仕切りが悪く、撮影現場で予定通りに進まず時間がズレ込んで、雰囲気が悪くなりそうな時だって馬場さんの、他愛無い一言で場を和ませてもらいました。
衣装にこだわってスタイリスト泣かせだったこともあります。でも、それは馬場さん流の「観る人全てを楽しませるための努力」だったことも知ってます。ヘアメイクさんよりも髪型に執着して「私よりも全然上手なんだもんなぁ」と苦笑いさせてたことも知ってます。ボクがデザインしたTシャツを他のメンバーが着てるところを見て「え〜!ズルいじゃん。俺にもちょうだいよ〜」と、子供みたいにねだってきたこともありましたね。後日送ったら、ちゃんと別の現場でも着てくれてるところを偶然見かけて嬉しくなりました。
何よりもあの笑顔。
打ち合わせ中に、撮影現場で、ライブ会場で、あの笑顔に癒された人は少なくないはずです。
そして、あのプレイスタイル。
自分の存在意義をちゃんと理解して、且つ一流のテクニックがあるプロだからこそのパフォーマンス。
その後の打ち上げで見せるリラックスした表情とは180度違う、凛々しいプレイ。
で、打ち上げで飲んで、いつもの180%でオヤジギャグを言っている姿。
どちらも馬場さんで、どちらも本当の姿だったと思う。
いつだったか、大阪のライブの打ち上げで、皆が盛り上がりまくってる時、二人で話してて「河原くんのデザインってさ、俺にはよくわかんないだけど、でもそれでイイと思うんだよ。人に喜んでもらいたくてデザインやってるんでしょ?だから、それでイイと思うんだよね。俺もそうだから」って言ってもらったことが今でも耳にこびりついてます。
少しばかり早過ぎたけど、先に行ってるあの人や馬場さんの尊敬するhideさんと会えてニヤってしてそうだなぁ。
ボクらが行くまでにはまだ時間がかかるかもしれないけど、それまで存分に楽しんでてくださいよ。
みんなで押し掛けたらうるさいだろうし、また忙しくなるだろうからさ。
それまでは、のんびりとね。ちょっと休んでてくださいな。
あ、もうこれ以上タトゥーは増やさなくていいですからね。
じゃあ、またお逢いしましょ、最高にやんちゃな馬場さん。
注:写真はリリース延期による謝罪広告を渋谷駅のビルボードに掲載した時、わざわざROCK IN JAPANの会場まで行ってメンバー全員を撮影した時の馬場さん。所属事務所イノベーターさんの好意により掲載させてもらいます。
2012.02.29
今年が始まってもう二ヶ月が過ぎようとしています。
すでにお気づきの貴兄もいらっしゃると思いますが、最近スマホなるツールを手に入れまして、アプリという名のオモチャにすっかりハマってしまった、判り易いタイプのオッサンです。
周りにある、あらゆるモノをスケッチ的に、作品的に、メモ代わりに撮りまくっておる次第です。恥ずかしながら・・・
フィルムからデジタルへ、そしてカメラからスマホへとツールの変化によって、表現の幅も、表現する人種も変わって行きます。
それが、良い事なのか、悪い事なのかを論じたいわけではなく、新しい発想が生まれるチャンスであることは間違いありません。
ケータイの普及によって生まれた「絵文字」というジャンルがまさにそうであったように、既成概念に凝り固まった業界人には思いもつかない発明品が出てくる時代。素晴らしいと思います。
ハードとソフトの進化は未知の才能を引き出してくれる「夢の箱」。それを活かすも殺すも、各ユーザー次第。その人の手に委ねられてます。
まさにジャンルレスであり、ジャンルの細分化の同時進行。アンビバレンツ状態。
今まで「プロ」って呼ばれてた人たちの存在価値も見直されるし、でも「プロ」だからこそのレベルの違いをハッキリと見せつけるチャンスでもあると思います。
どっちにしろ「本物」しか残れない時代になっていくのは明らかですよね。
そんなゴチャゴチャした時代や頭の中を全部真っ白にしてくれるような雪が降っている今日。
あのバンドが「なごり雪」を歌うには絶好の日ですね、とボクは勝手に思ってるけど、ぜひとも歌って欲しいな・・・
まさに
「東京で見る雪はこれが最後ねと、寂しそうに君がつぶやく」
2012.02.23
ついにこの日を迎えることになったんだね。もう何年の付き合いになるのかも忘れてしまったよ。
今までに何度もケンカしたり、傷つけたり、ときには全く見失って連絡取れなかったり・・・それでもボクらは仲良くやってきたね。いつもいつも一緒だった。夏のビーチで遊んだり、雪の日に一緒に雪だるま作ったり、海外にだって旅行したじゃないか。誰が見てもお似合いの二人だった。キミに合せてクルマだって塗り替えたりもしたさ。
でも、時の流れは無情だね。こんな日を迎えるなんて・・・
サヨナラする時が来たんだね。
今までホントにありがとう。今となってはいい思い出ばかりだよ。
キミが大好きだった、あの音。なんだっけ?
そうそう、「24」とかいう海外ドラマの中で、やたら鳴りまくってた内線の音。
キミはいつもそれを真似してボクを呼び出してたね。でも、上手だったな。
ボクまでついつい「クロエ、早く情報をくれ!」なんて、乗っかったものだった。
そんなキミとの思い出は大切にしまっておくよ。
「周波数の違いが戦力の決定的差でないことを教えてやる!」なんて、まるで仮面をつけた可笑しな少佐みたいな寝言を言ってボクを困らせたりもしたね。
「哀しいけど、これスマホ戦争なんだよね」と応えるボクを冷ややかな目で見たことは忘れらないよ・・・
いつか、また一緒になれる日がきたら、その時はお互いに笑って会いたいね!
その時は間違っても、こんなこと言わないで!
「認めたくないものだな・・・自分自身の、若さゆえのガラケーというものを」
2012.01.31
年が明けてちょうど一ヶ月が過ぎようとした今日、敬愛する編集者/ライター、川勝正幸さんの突然の訃報に心からショックを受けています。今から20年前の24歳、突然勤め先をクビになったボクは、専門学校の同級生で、当時一緒のバンドメンバーで、ボクとほぼ同じ時期に勤め先を辞めた女友達と、これまた突然「スマートアレック・コーポレーション」というデザインユニットを組むことになりました。若いだけが取り柄、気にかけてくれる先輩たちの不安もよそに、無知と無謀だけを勝手に長所と決めつけ、気ままに音楽デザイン業界に漕ぎ出しました。再発のコンピや企画盤などのジャケを中心にした仕事内容でも楽しくて仕方がなく、前だけを、夢だけを見て進んでいました。
そんなだったボクらがたまたま映画関係の仕事をもらえるようになり、そこで初めて川勝正幸さんとお会いする機会をもらいました。24歳の若造二人が繰り出す無茶なパンチやクリンチを、大きな心と頓知の利いた解釈で受け止めてくれ、いつも笑顔で一緒に制作過程を楽しんでくれました。
映画、音楽、文学、サブカルチャー。色んなジャンルへの造詣と愛が深く、同時に既成概念に囚われない独自の視点で物事を切って貼って再構築する姿に、純粋に尊敬と憧れを抱いてました。
その知識と人柄で、多くの人から尊敬され、愛され、必要とされている姿にも、ただただ憧れました。そんな人と仕事をしている自分はプレッシャーを感じながらも、応えたい一心で頑張って食らいついて行こうと努力しました。そして、少しの自信と誇りも持つことが出来ました。
毎回、アイデアを話し合う時に出てくるネタは未知のモノ。そして、こちらが出した稚拙で、ありきたりなアイデアを膨らませてくれる知識と情報力。おかげで何度も助けてもらいました。
「河原くんはきっと好きでしょ?」とウディ・アレンの映画仕事に声をかけてもらい、何作も一緒にポスター、パンフなども作りました。ショーン・ペンとサマンサ・モートン出演の「ギター弾きの恋」で一緒にパンフを作らせてもらった時、ショーン・ペンを横山やすしに例える解説を読んだ時の痛快さは今でも覚えています。自分が「ヌーベル・ヴァーグ」という言葉とムーブメントを知るきっかけにもなった、J・L・ゴダールの処女長編「勝手にしやがれ」のレーザーディスク化の仕事でも一緒にやらせていただいたことは、浪人生時代の自分にタイムマシンで遡って自慢してやりたいほどでした。
「フランスの勝新太郎(©川勝正幸)」とも言える、ゲンズブールの遺作監督作品「スタン・ザ・フラッシャー」のパンフデザインは色んなところで褒めていただきました。酔いどれ詩人、C・ブコウスキー原作の映画「街で一番の美女〜ありきたりな狂気の物語〜」のパンフでは、大好きな岡崎京子さんに挿絵を描いていただくという間接的ながらも「共演」する機会を与えてくれました。
生きるイージーライダーこと、デニス・ホッパーの主演B級映画「スペース・トラッカー」の日本公開時にはポスターデザインの話を持ってきてくださって、これも間接的な共演を果たさせてくれました。
プライベートでも、とても大切な機会にお世話になりました。
最後にお逢いしたのは一昨年。シャルロット・ゲンズブールの来日公演で偶然、入り口でお逢いしました。ボクと一緒に居たのは中野明海さん。当時、フリッパーズやスパイラルライフを始めとする、数々の「渋谷系アーティスト」を担当された凄腕ヘアメイクさん。この組み合わせを見て「渋谷系大集合ですね」と、あの低くて通る優しい声で笑ってくれました。
川勝さんとの思い出、ご一緒させてもらった仕事は数えたらキリがありません。今のボクの土台となる時期に本当に支えてくださり、お世話になった恩人です。当時、川勝さんがお気に入りだった真っ赤なダッフルコート姿が今でも鮮明に残っています。
本当に本当に感謝しても、足りないくらいの存在の方です。それはボク個人だけでなく、ニッポンのサブカルチャー全般に言えることです。
多くの作品と笑顔を残して、突然いなくなってしまった川勝さん。
本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします。
そして、また、いつかお逢いする時にはあの真っ赤なダッフルコートを着てください。
2012.01.27
昨日ポチっとしたら今日の午後には届いた・・・なんというシステム。なんという利便性。全国のレコードショップ、本屋が危機に晒される原因の一端をボクも担ってしまっているという現実。考えさせられます・・・
2012.01.24
雪ですね。東京でも積雪がありました。先週の金曜も降って、昨日も降りました。愛車も今年二回目の雪化粧。おかげで東京の交通は乱れに乱れて、朝、30分も待ったのにバスは来なかった・・・・インターンも埼京線の遅れが影響して遅刻。あちこちで色んな人がコケそうになってます。こんな日にブ厚いプラットフォーム履いてる女の子の勇気には度肝を抜かれます。くれぐれもコケませんように・・・
そんな、まだまだ冬本番の最中なのに街中は冬物最終セール一色。なのに、ボクときたら、まだ冬物を出すつもりでいる、という完全にアウェーな姿勢。どこまでマイペースなのか、自分でも呆れますが、冬物というよりも春物先取り的なアイテムだと思ってください。思いもかけないルート(工場の名前言ったらビックリするし、絶対に言えない・・・)からニットアイテムをごく少数だけ手に入れたので、それを早速「W.A.L.L.」カスタムに変身させました。リブ編みニットカーディガンに、ウールのニットベスト、カーディガン。お気に入りのグラフィックを乗せました。数が数だけに売り切れ御免の品です。どこで売り出すかが決まったら、またご報告します。お楽しみに!
2012.01.19
年末、年始とバタつく要因となった件を昨日、この目で確認してきました。去る1/8に放送された「フェス岩尾」を観ていただいた方はご存知だと思いますが、友人でもあるノンちゃんこと、フットボールアワーの岩尾望くんから依頼されたフェスのロゴがお披露目されました。入り口ではフェスらしくリストバンドが手渡されたのですが、まずはそこにロゴがプリントされていました。普段、自分のデザインしたTシャツなどを着ているのは何とも思わなくなってしまったのですが、こういうカタチで自分の作品と出会うのは新鮮なので、ちょっとドキドキです。Tシャツにも使われていて気分も上々。ライブ前にメインアクトとなるジュンスカの楽屋へ挨拶に行かせてもらいました。呼人さんとは「お久しぶりです〜!」の対面でしたね。
主催者であるノンちゃんの挨拶からフェスがスタート。幕が上がるとデッカいバックドロップがド〜ンと一面に。これまでも何度かバックドロップに自分の作品を使ってもらったこともあるけど、やっぱり何度経験しても嬉しいことです。
前座のバンドが終わり、いよいよジュンスカ登場。正直、当時は全然聴いてなかったので、ちゃんとライブを経験するのはこれが初めてのジュンスカ。呼人さんとは、ゆずのプロデューサーとしてスタジオでしか接したことがなかったからベーシスト寺岡呼人のプレイは初見。あっと言う間のライブ終了まで一気にお客さんを引っぱっていくパフォーマンスは、なるほど貫禄の存在感。ハプニング的要素も含めたフェスならではのライブを体験できたのは幸運です。ちなみに、そのフェスの模様は2/12、19と二週に渡って番組で放送されるそうです。ジュンスカファン、ノンちゃんファンは必見でしょう。もしかして、ボクも再登場するのか?終演後、興奮気味のノンちゃんと話してて、こっちまで嬉しくなりましたが昨日のフェスでとにかく一番印象に残ったのは番組アシスタントでノンちゃんの隣に座ってる鮎河ナオミちゃんを生で観たこと。可愛かったな〜〜〜。
2012.01.11
ようやくここまで辿り着きました・・・
いよいよ明日からWRIGHT2012春夏の展示会を開くことができます。遅れに遅れること二ヶ月。ディーラーのみなさん、お客さんにはすっかり忘れられていると思いますが、なんとかやっております。そして、なんとか作ったアイテムたちは自分の納得いくモノばかりになりました。決してボリュームたっぷりの展示会ではありませんが、その代り内容の濃い展示になると思っています。
目先のアイデアだけでなく、持続していくことの意味。今、モノを作って発表する意味。自分が何を作りたくて、何を感じているのか知ってもらうための展示会になると思います。
楽しみにしてください。
2012.01.06
初詣。そう、その年、初めて詣でるから、初詣。事務所に近い神社は、参拝者数日本一を誇る、あの明治神宮。正月三ヶ日を過ぎても、その数は凄いです。普段は平日の昼間、散歩を兼ねてフラリと参拝に行ったりするから、こんな人出の多い状態は初めて体験しました。未曾有の震災を経た新年への想いは訪れる人たちみんな例年以上なんでしょうね。ボクもその一人です。
若い頃は誕生日やクリスマスなんかの、「楽しいイベントのひとつ」みたいに思ってた初詣も、年を重ねてからは意味がずいぶん変わってきました。神様が居るとか、居ないとか、の問題ではなく、自分の心の中にある「感謝」の気持ちを伝えに行く機会だと思っています。その感謝の気持ちをもたらしてくれたのが、もしかしたら所謂「神様」みたいな存在なのかもしれません。
日本には「八百万の神々」という素晴らしい概念があります。そういう文化の中で育ってきたことに感謝したいと思います。人の数だけ個性や思想があるように、モノの数だけ神様は宿っている。ボク自身が作り出すモノにも神様が宿ってくれるように、誠実な気持ちで向き合っていけるように努力したいものです。
そんな気持ちになった穏やかな夕方でした。
2012.01.03
みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年は色んな試練が突然やってきて、ボクたちの心を試された一年でした。それでも乗り切ってこられたみなさんに良いことが訪れる一年であって欲しいと思います。
少しだけ早い仕事始めで事務所に来てみました。ポストにはたくさんの新年の挨拶状。ボクを支えて、お世話してくれる、愛すべき人たちがこんなにも居るんだなぁ、と再確認させられました。ありがとうございます。自分の置かれている状況や取り巻く環境、人間関係をもう一度噛みしめながら、一枚一枚目を通してます。
自分が出来ることなんて、たかだかグラフィックを創ること。それを認めて、望んでくれる人がいるという事実があるだけで幸せなんだよなぁ、とつくづく思います。
クールでも、エロくても、シンプルでも、雑多でも、何でも飲み込んで「っしゃ〜!」って言いながら、自分が一番ニヤニヤしながら作り続ける一年に今年もしたいと思います。
そんなTLGFですが、今年もよろしくお願いします。
2011.12.28
今日辺りが仕事納めの会社も多いでしょうね。世間一般的なスケジュールにのっとって進んでいるわけじゃない業界なので、クリスマスくらいからさっさと休みに入っている年もあれば、ギリギリまで、それこそ除夜の鐘を聞きながら「やっべぇ〜」って言ってる年もあったりするボクたちです。ボクはさすがに除夜の鐘聞きながら・・・なんてことはないけど今年はちょっぴりギリギリまで追われそう。どうしてかって?こういう面白いことに声をかけてもらったからなのです。お楽しみに〜!
この前はフリスク一箱、そして「先日のDJイベント行けなくてすいませんでした〜」と、わざわざ手紙と一緒にクリスマスプレゼントを送ってくれる奇特なファン、MST&MYMコンビ。DJではボクがアナログしか回さない(いや、回せない?)ことを知ってか、知らずか、シャレの利いたTシャツのプレゼント。これでまたアナログ縛りになってしまった・・・ありがとう!
忘年会もひとしきり済んでいるタイミングで毎年行われる、20年も前に在籍した会社の忘年会。いつからそういうルールになったのか、毎年必ず「ちゃんこ鍋」です。力士の体を作る大切な食事、ちゃんこ。ご覧の通り、肉、魚、野菜が山盛り。素晴らしい栄養バランス!三食これを喰ってれば、ああいう体になれるんだな。ごっつぁんです!その席で先輩から「河原、これ知ってる?」と見せられた一本のVHS(笑)。なんと、ジョン・ライドン主演のサスペンス映画。知らなかったです。共演がハーヴェィ・カイテルというのもグッド。正月にゆっくり観ようと思います。その後、もう一件、忘年会(?)のハシゴ。オリーブ少女だったボクからしてみたら、名前だけでご飯3杯イケちゃう憧れのスタイリストさんと初のご対面。しかし、そのアンチ大御所ぶりたるや流石でした。そこで出た「みぞれ鍋」も絶品で思わず「おかわり!」をしてしまうほど。これで「年末年始限定力士」への一歩は確実に踏み出しました。ごっつぁんです!
年の瀬もここまで押し迫って、ようやく・・・本当にようやくカタチが見えてきたWRIGHTの2012年春夏モノ。そして展示会。何回も書いてきたけど、あの311以降、自分のモノ作りへの接し方、アパレル業界での在り方、伝えたいこと、その表現方法などなど、ついネガティブになりがちだったけど、それでも「創るよ!」と決めたからにはやります。続けます。そういうことが伝われば嬉しいな、と思って今なお必死に準備中です。大げさな事も、派手な事もできないけど、自分の歩幅で進めることを偽りなくやっていきます。もう少し待っててください。
大掃除をしてると、色んなモノが出てきます。放ったらかしにしてたモノ。処分しようと思ってたのに先送りにしてたモノ。ホントにすっかり忘れてたモノ。今年一年の自分の足跡を見ているようです。ボクのように紙媒体を中心に仕事をしていると、やはり一番多く出てくるモノは様々な紙。スケッチやメモなどの紙、ラフデザインの出力紙、校正紙、その他多種多様な紙の数々。そのまま処分すると色んな意味でダメなので、少しばかり申し訳ない気持ちでシュレッダーにかけていきます。その作業だけでも1時間なんてすぐに経ってしまうほど。袋一杯になったバラバラの紙たちは、それはそれでまた新しい作品みたいに思えるから不思議。世の中に出たボクの作品を影で支えてくれた、こういう紙たちにも感謝の気持ちを忘れちゃいけませんな。ありがとう、また来年も一緒に完成までの道を共に歩いていこうな〜。
2011.12.23
もう、逃げ切れないくらいにクリスマスモードの街。どうせだったら便乗しちゃえ、ってことで表参道のイルミネーションを確認しながら青山方面へ。LEDで華やかに電飾された樹々たちが並んでます。確かにキレイ。確かにテンション上がる。確かにロマンチックになる。ただし、隣に並んで歩いてくれる大切な人が居る場合に限りますが・・・
TLGFも昨年からその方法に切り替えたんですが、元旦に届く年賀状よりも業務中に届いた方が有効な、クリスマスカードも兼ねた「季節の挨拶状」的なカードが毎日、誰かしらから届く日々。昨日届いたハガキ、いや、これはもはや「葉書」ではなく「木書」です。厚さ3ミリを超える木片に型押し印刷されたカード、いや、これはもはや「カード」ではなく「ボード」です。印刷のことを少しでも知っている人なら、この手法がどれほどコストのかかる行為なのか判るはず。まぁ、よくやるよね・・・と思ってウラを見たら、それもそのはず「印刷会社」さんからのグリーティングでした。これくらい、お茶の子さいさい、ってことでしょうね。
♬駐車場のネコは〜アクビをしなぁがらぁ〜♪と歌い出すのは夏の代表曲ですが、塀の上のネコは目を閉じながら瞑想中。こういうポーズこそ猫の真骨頂。昔、猫を飼っている時、このポーズの最中、折り畳んでいる前足の間に自分の手を入れて暖まるのが好きでした。猫飼った経験ある人なら、一度はやったことないですか?あれ、スゴく嫌がりますよね(笑)
メンバーの二大姐御に「明」と「菜」の文字がつくことから「明菜会」と呼ばれる、昭和な匂いがプンプンの集まりがあります。まぁ、平たく言えば「女子会」です。いや、「元」女子会?その「明菜会」のクリスマス会兼忘年会のような、まぁ、理由はどうあれ集まって、喰って飲んで下らない会話して笑って、また喰って飲む、という女子ならではの集まりです。「元オリーブ少女」のボクも当然ながらお声をかけてもらうというシステム。しかし、そんじょそこらの女子会(行ったことないけど)と違うのは、持ち寄る料理のレベルがハンパないこと。出てくる料理全て「美味しゅうございます」(©岸朝子先生)と言わざるを得ない。女子たちはその料理毎にレシピを聴き取り調査。ボクはとにかく食べるだけの役目。スマホ時代の現代においてメモを取ったりするローテクな姿も含めて昭和臭プンプン。後半戦、録画しておいた「THE MANZAI」を皆で鑑賞しながらバカ笑いしてる光景は完全に「正月の親戚の集まり」。そのオフビートなグルーヴは「ホントにこの女子たちは業界トップの人たち?」と疑いたくなる。しかし、そこがこの女子たちのトップクラスたる所以。オトコが「永遠にクソガキ」であるように、オンナは「永遠の乙女ちゃん」なんですね。そして、昭和な女子たちは、この文章もリンクを貼ってMLで流すことはなく、プリントアウトしてFAXで送られてしまうのでしょうな・・・ビバ!明菜会。
2011.12.19
今年も残すところ二週間。一年なんてあっと言う間ですよ、ホント。とくに今年は3・11以降、時間の流れが特殊になったと思います。誰もが幸福を願い、今ある状況を乗り切ろうと思い、みんながそれぞれの形で踏ん張ってる一年でした。ボクも色んなことを経験させてもらいました。そして、なんとか乗り切ってきました。自力、他力含めて頑張ってこられたのは、周りにある「福」と呼ばれるような存在です。それは友達、仕事、大切な人。なんであれボクにとっての「福」であることに間違いないです。そんな「福を呼ぶ」存在をパワーアップさせるべく親子が揃いました。これで、来年はもっともっと、みんなに福が来るでしょう!
そんな福を求めてブラブラ散歩なんぞしてたら、道端でユリ・ゲラーの痕跡を発見。もしくはハンドパワーの結果?いや、あるいは現代アート?など、色々と勘ぐりたくなるような状況に遭遇しました。ここから先はみなさん、自分で考えましょう。
いよいよ今週はクリスマスウィーク。街のあちこちでロマンチックな空気が漂ってますね。大変な一年だった今年のクリスマスは例年以上にみんな思い入れがあるんじゃないですかね?このクリスマスの盛り上がりが、たとえデパート/小売り業界の戦略だったとしても、何かを信じて誰かを求める気持ちが素直に表せるなら、それはそれで意味があるんじゃないか?と思えるようになりました。大切な人と過ごす時間が持てる幸せを噛み締めてください。そんなハートウォーミングな気持ちになるために一役買いたくて、渋谷のメイド・イン・ワールドにてWRIGHT商品をお買い上げいただいた先着10名にW.A.L.L.製トートバッグをプレゼントします。自分にプレゼント、彼氏にプレゼント、お世話になった先輩、上司にプレゼント。なんであれ構いません。早い者勝ちです。お急ぎくださいね。
2011.12.14
先週の金曜に行われた、ヘアメイク島さんとセントラル67の木村君が主催する「Queen’s Rock」も無事に終了しました。DJ一人につき90分担当という長めの設定のため、やや多めのアナログを持参。ぶっつけ本番の感じでした。さすがにアナログ50枚は重かった・・・でも、その昔、100%自分の趣味で作ったレコードバッグが非常に役立ちます。このバッグ持ってる人っているのかな?今やかなり貴重なアイテムです。ともあれ、来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。最近大阪から引っ越してきた友人は「DJする時間までは居られへんかも知れへんけど、顔だけでも見に来たで」と、わざわざ初めての土地、三宿まで迷子になりながら来てくれたり、昔ディレクターをやらせてもらってた某ブランドのスタッフやショップ店員たちも集まってくれたり、676869▲の絡みのイベントではいつも顔を見かける子、はっちゃけキャラ若手スタイリストに、自然栽培の金髪次世代カメラマン、収録終わりの某タレントさんなどなど、多種多様なお客さんが盛り上げてくれました。感謝してます!ホントにありがとう。イベント終了後、DJメンバーでまったり反省会という名の「二次会」はチルアウトなグルーヴで「次回はこういうノリで行きたいね」と、すでに次回の画策。その時にも呼んでもらえるように、今のうちにCDJにも慣れておかなきゃね。
ようやくです。ようやくサンプルが揃い始めたWRIGHTの2012春夏。染め作業に時間がかかったり、ボディのシルエットに不満があったり、色んな試練を工場さんに与えながらの進行もやっと着地点が見えてきました!が、残念ながら、やはり年内の展示会はほぼ不可能だと思われます。ディーラーの皆さんには本当にご迷惑おかけしますが、年明け早々にも実現させたいと思いますので、もしまだお付き合いいただけるなら、それまでお待ちくださいませm(_ _)m
ここ数日の急激な寒さに参ってませんか?風邪ひいたりする人も急に増えてます。でも、そんな寒さの中、ボクは首もとフカフカモコモコもM65シェルパーカのお陰で大丈夫。入退院を繰り返したあの娘も、ようやく本当に完治した様子で激寒な朝でも一発始動!驚くほどの回復力でビンビンだぜ。16歳当時のボクが見たら激怒しそうな、革パンにエンジニアブーツ、その上にM65パーカという、「モッズ+ロッカー」なミクスチャーコーディネートで上機嫌の毎日です。幸いなことにまだ在庫がありますから、今が最後のチャンス。悩む前に買いましょう!
ずっとずっと車内に置きっぱなしだった消火器。車検を前に掃除してたら出てきた。ご覧のようにグッドルッキンな容姿のみで購入したイギリス製消火器。底のガス圧メーターを見たら、もう使えない状態。ならば事務所のインテリアに、と飾っておくことにします。万が一、暴漢でも現れたら、これで撃退(泡をブシュ〜って出すんじゃなくて、持って振り回す用)もできる一石二鳥な代物です。
フリーペーパー「DICTIONARY」の最新号143号をいただきました。なんと、表紙はパルコのCMにも出演する、話題のアート集団「Chim↑Pom」が担当。本文にもインタビューが掲載されています。「アート」を「芸術」とか「美術」とかっていう、学術的な視点から捉えるんじゃなくて「自我の自然欲求的行動」という感じでクールにスマートに、でもねっとりと濃ゆ〜い密度で表現してるカッコいい人たち。他にもマスキングテープだけで勝負してるイベント「mt博」や、現代のアグリカルチャーとは何か?という次世代酪農の人たちを取り上げた、相変わらず独自の切り口だけで構成された内容です。「VOICE&RECOMMEND」という、小さなコーナーにボクも一言書かせてもらいました。そして、また来年に向けて面白そうな企画が発表されています。編集後記に書かれていた茂一さんの「希望を解体します。私を解体します」の言葉に、ドキッとさせられました。そういう勇気が本当に必要とされている時代に突入した、とボクも切実に思っていたから・・・毎度お騒がせしております。正義と真実の人、桑原茂一でございます。
2011.12.02
師走です。時間が過ぎるのは早いですね〜。今年は本当に色んなことがありました。その記憶を忘れずに来年に向けて、残り一ヶ月を一生懸命走りたいと思います。その一生懸命のひとつが、洋服作り。来期2012春夏モノは未だサンプル作成中につき、展示会の予定が見えてきませんが、並行して常に作り続けている「W.A.L.L.」ライン。先日プリント作業したシャツが完成しました。今年のクリスマス、自分への、または彼氏へのプレゼントにいかがかしら?近日、こちらで発売したいと思います。
師走となれば各種イベントも盛りだくさんな時期です。そのイベントスケジュールに加えて欲しいのが、来たる12/9に行われる「Queen’s Rock」。ヘアメイクの島徹郎さんと、セントラル67の木村くんが主催するDJイベントです。前回9月に行われた時はDJ676869▲として参加させてもらいましたが、なんと今回もDJ68▲でスタメン起用。他にスタイリストの河部菜津子姐さんも参加決定!と、濃ゆいメンバーでお届けします。ちょっとした空き時間があればブースに立って、なんとなく選曲をしたりしてますが、あれもこれも、と欲が出てなかなか決まりません・・・どんな選曲になったか確認したい人はぜひともお越しください。忘年会の二次会にピッタリなテンションでお待ちしてます。
街は早くも先月からクリスマスムードに染まりつつありましたが、我がTLGFも師走に入ったということで恒例のツリーを解禁しました。格別に「クリスマス好き」というわけでもないボクですが、やはり、なんだかんだ言ってもこういうことするとテンション上がってイイですもんね。ちなみに一緒に写ってるバイトちゃんは身長が2メートルあるので、ツリーのデカさが判ってもらえるんじゃないでしょうか?